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カリギュラオーバードーズが期待の五倍ぐらい気に入ったので五億年ぶりに文章を書いた

*楽士エンドのネタバレしかないので嫌な人は見ないでください 見るなというと見たくなるのがカリギュラ効果らしいですが










『赤光』

 からん、と軽い音を立てて、清涼飲料水の空き缶が駅前広場の煉瓦敷に落ちた。
 仮設ステージから流れるμの歌声の中、突然の雑音につられて顔を上げると、風に吹かれて転がる空き缶の真上で、黒い渦が透き通って、空間に溶けていった。
 雑踏が、黒い渦も意にも介さず、次々と空き缶を踏みつけて、μの歌う仮設ステージへ駆けていった。
 現実世界で死んだ人間は、メビウスからも消え去る。踏みつぶされた空き缶も、もはや用済みと判断されたのか、すぐに分解されて見えなくなった。もう、メビウスに余計なデータを貯め込む容量は残されていない。
 人間一人が消えても、誰一人として関心を払うものは居なかった。人間が消えるのはとっくに珍しい光景ではなくなったし、何より、もう、メビウスにはデジヘッドしか残されていない。彼らは不都合な事実に気づくことができないし、ぐちゃぐちゃになったメビウスで再洗脳を繰り返された彼らはもう、決められたとおりに動くだけの人形のようなものだった。彼らが反応を示すのは、μの歌声だけ。
 この世界でデジヘッドでなかったのは、初めから自分とソーンだけだったし、そのソーンも、ランドマークタワーの屋上から身を投げた。彼女が身を投げていなくとも、初めから二人ともまともでもなんでもなかったのだが。
 うだるような日差しの中、駅前広場の花壇の縁に腰かけて、月夜に身を投げたソーンのことを想う。最後に見た彼女は、穏やかな微笑みで脳裏に焼き付いている。彼女の愛は、世界を侵した。いい女には煙草と屋上とヒラヒラした服とは、誰が言ったのだっただろうか。まともでこそなかったかもしれないが、少なくとも、自分の見た彼女は屋上が似合う女だった。
 マイクパフォーマンスが終わり、ちょうどソーンの曲が流れ始めて、デジヘッドたちが歓声を上げる。
 心地よい風が吹いて、空を見上げる。作り物の太陽でも、立ち上がるには充分眩しかった。
 μのステージに背を向けて歩き出し、目の前の、NPCもいなくなったコンビニから適当な煙草とライターを失敬し、駅ビルの階段を上った。さび付いた音を立てて重い扉を開けて、屋上へ出る。給水塔の壁に背を預け、紙巻き煙草の封を切り、火を付けた。
 煙草の吸い方は、誰に習ったのだろうか?吸いなれていないのは自覚していたので、少し口に貯めて、恐る恐る吸い込んだ。美味いとは思わなかったが、この味が必要な気がした。
 金曜日の昼間、μ、太陽、屋上、ソーン、煙草。本当にこれでよかったのかという考えが脳裏を過ぎるが、自分とソーンにはこれしかなかったのだと思いなおす。何度も考えて、何度も同じ答えに行きついていた。
 駅前広場から遠く聞こえるライブの、ひときわ大きい歓声を聞き流し、半ばまで吸った煙草を投げ捨てて、踏みにじって火を消した。

「どうして、ライブに来てくれないの?今日も、あなたの曲をいっぱい歌ったよ」

 声がしたほうに顔を向けると、いつの間にかμが屋上の金網に手をかけ、こちらに背を向けて佇んでいた。
 メビウスの女神たる彼女は、この世界に偏在している。おれがどこにいるのかもすぐにわかる。ライブを終えた彼女は、最後の楽士となったおれのもとへ顕れたのだろう。
 後ろから見ていたさ、気づいていただろ?歩み寄り、背中から、所在なさげに揺れるμの左手をとり、そう答えた。

「途中でいなくなっちゃったじゃない。わたしのステージ、退屈だったかな?どうしたら、あなたにもっと喜んでもらえるだろう」

 ファンはみんな喜んでいたさ。おれだって、歌っている君を見るのはうれしい。今日は、たまたま、太陽が眩しかったから、そんな気分になってしまっただけさ。

「太陽?あなたは、曇りのほうが好きだったのかな、でも、晴れのほうが好きな人もいっぱいいるの。あなたの周りだけ、少し薄暗くしたほうがいいかな?そのほうが眩しくない?」

 見当違いの発言が愛おしくて、微笑んで、手櫛で彼女の長い銀糸を梳いた。少し赤みがかった日差しが彼女の銀糸を美しく輝かせていた。
 そういう事じゃないよ、Lucidには似合うかもしれないけどね。ただ、そんな気分だっただけだから、気にしないでほしい。

「ソーンもいなくなっちゃったし、楽士のみんなも、アリアも、みんな、私の前から消えちゃう。あなたも消えてしまうのかな、寂しいよ」

 おれは消えないよ。ずっときみのもとにいたいんだ。そのためのメビウスだろ?
 彼女の手を包む左手に、少し力をこめた。彼女の身がほんの少し強張って、声とともに吐息を漏らす。バーチャドールである彼女は、ひどく人間的な反応をした。
 ひどく残酷な嘘であることはわかっていたけれど、おれが好きな彼女でいてもらうために、彼女にかける言葉はほかになかった。

「そうなのかな、最近、不安なんだ。もう、みんながいなくなってしまって、メビウスの規模を小さくしないと管理できなくなってる。みんな、幸せになれなかったのかな。わたしに、何が足りなかったんだろう」

 みんな幸せだったさ。
 彼らは、少なくとも現実の痛みから隔離されて、曖昧な幸福のまま消えていったはずなんだ。そしておれも、いつかは。それは最後の希望でもあるように思うこともあったし、存在の消失に対して生命体として避けようのない恐怖も覚えていた。
 電車も来ない駅ビルの屋上は、ひどく静かだった。余計な雑音が消えて、この世界がモデル化されて浮き上がる。屋上の似合う女は消えてしまって、もうこの世界には、おれと彼女しか残されていない。
 彼女が、小さな声で歌を口ずさむ。
 いつの間にか、日が本格的に暮れて、悲しいくらい赤みがかった夕焼けが屋上を照らしている。
 右手をμの腹に回し、少しだけ力を入れて抱き寄せる。
 仮想空間でバーチャドールの体に温かさを覚えるのは、おれの錯覚なのだろうか?おれの欲求を満たすために、μが演算しているのだろうか?
 少し戸惑ったように彼女の声のトーンがずれたが、μは歌うことをやめなかった。彼女は、人に歌うためにいる。
 歌ってくれ、と耳元で囁いた。

「わたし、もう歌ってるよ」

 戸惑ったような声が帰ってくる。
 おれのために、少しだけ。

「わたしは、人に歌うためにいるから」

 μを背中から抱きしめたまま、目を瞑りμの歌声に耳を傾ける。
 滅びゆく世界で、人類のために歌う女神の美しさに、ようやく、救われた気がした。

おわり




 体感沙耶の唄、と思っていたらいつの間にか異邦人になっていたし原稿用紙50枚くらい書くぜ!と思っていたら10枚くらいしか書けなかった

 まじめな話をすると最後に主人公が裏切る理由が本編中だとビタイチわからなかったので体内のゼロ年代エンジンをフル稼働させたところ主人公がμを偏愛しているセカイ系以外に思いつきませんでした
 つまりはイリヤの空、UFOの夏なのででっかいよかったマークを書いて終わりにしましょう、よかった。
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北沢志保さんプロデュース日記二日目

連休最後の半日を過ごしています。
いつもこの時間になると、『異邦人』のラストで主人公が死刑台に連れていかれるところを想像するシーンを思い出します。
僕には、罵倒されることを希望にすることはできそうにありませんが。

アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズですが、
ソーシャルゲームをすぐ投げ出すことに信頼の篤い僕にしては珍しく、ちょいちょい進めています。
いまのところ、『Blue Symphony』、『Precious Grain』のゼロ年周辺感、『瑠璃色金魚と花菖蒲』の和風ロック(テクノ?)
感が気に入っています。
ミリオンは楽曲強くていいですね。

さて、ゲームを進める傍ら、北沢志保さんのイベントも進みましたので、
北沢志保さんプロデュース日記二日目です。

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北沢志保さんをアイドルとして売り出す第一歩として、僕等はチェキを撮りに向かいました。
人間の第一印象は最初の数分足らずで決まり、その後の関係に少なくない影響を与えます。
アイドルとしてこれから売り出す彼女にとってのチェキは、まさにその最初の数分。
僕等のスタートダッシュにおいて非常に大きなウェイトを占めます。

しかし、パリピと対を成す存在として創造された我々。
チェキを撮るからと言って自然な笑顔を作るような器用な真似はとても出来ません。
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そこで、笑顔をあきらめ、彼女らしい凛々しい表情でチェキを撮ることにしました。
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確かに、彼女をこれからアイドルとして売り出すにあたって、凛々しい表情でプロモーションしていったほうが大衆受けしそうだな、と思います。
こうして、僕らの最初の仕事は無事終了しました。

ここで、前回の記事で紹介したシーンを振り返りたいと思います。

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彼女にとっての『アイドル』とは、『華やかで、煌びやかで、お姫様のような存在』です。
しかし、今回彼女が歩き出した『アイドル』としての姿は、『凛々しく輝く、恒星のような存在』です。
お姫様だったらトゥーランドット姫とかそういう姫です。「誰も寝てはならぬ」、とか言いそう。
ここで、彼女は、『アイドルになりたい自分』を殺さなきゃいけなかったんじゃないかと思います。
(大袈裟ですが、彼女がアイドルとして歩く初期にはとても大きな出来事だと思います)
働き始めて思ったんですけれども、仕事だから、って割り切るのってはじめはいいけどそんなに続かないんですよね。

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これは彼女に笑顔をあきらめてV系で売ろうぜ!と提案した時の反応ですが、少し機嫌を損ねています。
笑顔が似合わないと言われて喜ぶ女性も少ないのかもしれませんが、彼女の中のアイドル像と一致しない部分があったのもあるのかな、と思います。

では、彼女をお姫様に仕立て上げればよいのか、というと、それも違うと考えています。
また前回記事で紹介したものの引用になりますが、彼女の魅力はそのアンバランスさです。
ゲームを進めていくうちに感じましたが(※後述)、そのアンバランスさの源泉は、
彼女が前に進むために自分を殺しているところにあるように思います。

彼女の輝きはまさに恒星のごとく自分を削るもので、その結末は削るものがなくなって輝きを失うか、自重に耐え切れず崩壊するか、あまり良い未来は想像できません。

プロデューサーとして本当にしなければいけないことは、彼女の引き際を見定めることなのかもしれません。
彼女に別の輝きを見つけることができれば一番いいのだとは思いますが、
プロデューサーと呼ばれるだけの僕には何もできないので、とりあえず彼女のCDを三枚聴きました。届くのが楽しみです。
(書いてる途中でCDが二枚届いたので、北沢志保さんのソロ曲の『絵本』から聴いたんですが、少し『アイドル』の解釈を間違えていたかもしれません。女の子の考えていることは難しいので今はこれ以上掘り下げません。)

では、また。




※以下のシーンで、彼女のアンバランスさがよく描かれているように感じる。
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彼女は『大人びている』というよりは、『成長をすっ飛ばしている』ように感じる。
同世代の女性が恋愛に興味を持っている時期に、彼女はあまり恋愛に興味がなく、絵本を求めている。
彼女が母子家庭で育ち、姉弟の姉という立場もあり、『幼児期の彼女』をうまく消化できないまま、大人のような外面を繕わなくてはならなかったのではないかと感じる。
(絵本趣味の大人もいるし、大人向けの絵本も出ている。絵本趣味が幼児性の発露と言う気は全くないが、彼女の環境を考えると少し穿った見方をしてしまう。この辺、いろいろ他人事にも思えないが)
彼女にとって健全な精神の発育とは言えないが、しかし、彼女の魅力はその不健全さなのだ。
僕は破滅的な美少女が大好きで、彼女の魅力は根っから破滅的である。

アイドルマスターミリオンライブ 北沢志保さんプロデュース日記 一日目

いきなりですが、今日知人とご飯を食べていた時の話をします。
知人A「あるくら(おれのゲーセンで使ってる名前)さんがミリオンライブで北沢志保さんをプロデュースするところが見たいんですよね、絶対最初は合わないと思う、合わないと思うけど見たい」
知人B「プロデュース始めたら是非、『輝きの向こう側へ』を観直して欲しい」
ぼく「知人をコンテンツにしていく」

ということで、アイドルマスターミリオンライブ シアターデイズを始めましたので、北沢志保さんのプロデュース日記を書いて行くことにします。
リセマラがタルいので課金した結果、R北沢志保さんを引くまでに40連回してやっと引く(SSR0)という開幕からのグダグダ具合にめっちゃひよりましたが、何はともあれプロデュース日記、スタートです。

北沢志保さんプロデュース日記 一日目

まずは北沢志保さんがどのようなアイドルなのか、確認していきましょう。





姓は北沢、名は志保、雨宮天さんに非常に良く似た声の持ち主です。
誕生日1月18日、身長は161cm、公称体重48㎏です。BMIは18.52、痩せぎみですが、痩せすぎと言うわけでもない、アイドルとしては文句のないスタイルでしょう。




そんな北沢志保さんとの関係は、彼女が765プロのオーディションを受けに来た事から始まります。


オーディションを受けた動機として、「仕事がしたい」と答える北沢志保さん。
これは僕が苦手とする、『社会』という言葉をなんのためらいもなく使える人種ではないかと恐れつつ進みます。

ところが、話を聞き進めて行くと、彼女は母子家庭で育ち、母親に楽をさせるために、14歳でも仕事ができる『アイドル』という職業を志したとのこと。
めっちゃいい娘じゃないですか……。

つまらない身の上話で恐縮ですが、僕も似たような身の上であり、ほぼ母親の片腕で育てられた経歴を持っております。
母親を助けるために働くことを願い、『アイドル』という、非現実的ながら、14歳の彼女が働く数少ない回答にたどり着いた彼女。
母親に対しなにも返せず、仕事にひたすらの辛さを覚え、何かを返すことも諦めつつある僕としては、彼女のその精神の美しさに感動と畏敬を覚えてしまいます。





それでいてかつ、幼少期に抱いたアイドルへの憧憬を胸に秘めている彼女。

この女、完璧かよ……。
北沢志保という女性の、気高い精神性、極めて現実的な一面と、アイドルに対する憧憬、そのアンバランスさ。
アイドルマスターはSPとシンデレラ、スターライトステージをプレイしましたが、今まで見たアイドルの中でも、トップクラスに人間的な魅力を感じるひとだな、というのが北沢志保さんに対する第一印象でした。

なにを出来るという自信もなく、彼女とは違いなんの孝行も出来ていない僕が彼女に出来ることは、彼女をプロデュースすること以外にないし、それすらも出来ないのかもしれません。

この一瞬で、僕の中で彼女は、まさしく『アイドル』になったし、僕が触れてはいけないもののようにも思います。

オタクとして、キャラクターを考えるときは、人格として考えたいと思っていますが、真実、人格としての彼女と接したら、もしかしたら僕は潰れてしまうかもしれません。



これからどうなるのかわかりませんが、ミリオンライブ シアターデイズ、進めていこうと思います。

鉄血のオルフェンズ(1期1話)

三月も半ばになり、鉄血のオルフェンズが佳境に入りましたね。僕はこの作品がすごく好きなんですが、終盤の展開については主にマクギリスまわりに賛否両論あるようです(賛、あるのか?と思ったけど僕は賛なので両論あることしましょう)。
放送が終わったら思ったことを書きなぐろうかと思いましたが、時間がかかりそうなので一期の分を先に書き始めてみます。
まずは、オルフェンズを語るに外せない、1期1話から始めましょう。

1期の大きな見所と言えば第1話です。僕はこれ、全ガンダム中一番キャッチーで、ワクワクする1話なんじゃないかと思っています(他の作品との比較に意味はないことは承知していますが、それだけ好きです)。


路地裏で人を殺した幼少期の三日月。死体のまわりには札が散らばり、金が理由であったことが読み取れます。ボロボロの服装やオルガのセリフから、主人公二人の貧しさを描き出します。



このアニメ、冒頭から1話の半分以上を費やして、こいつらには人権がねえんだ!今回の主人公達に人権はやらねえ!と言うことを描き続けます。

人権、恐らく視聴者の大半はある程度享受しているでしょう。僕もしています。
クーデリアの握手を断る三日月のシーンでの三日月の一言、

「でも、それっておれたちは対等じゃないってことですよね?」

これ、言われるまでクーデリアの言動に別に違和感を覚えなかったんですよ。
「私は、あなたたちと対等に~」ってやつ。
めんどくせー女だなあってぐらい。
このシーンで視聴者に対しても、後に鉄華団を結成する面々は人権がないことのダメ押しを打ち出してきます。

その後、人権ホルダーの一軍に使い捨てにされる人権レスの鉄華団。
正規軍であるギャラルホルン相手に、新耶識とオルガの知略で善戦します。
こいつらなかなかやる!と視聴者に思わせたところで、状況を一転させるギャラルホルンのモビルスーツの投入!

圧倒的な性能差に、鉄華団から死者が!その知略で鉄華団をギリギリ保っていたオルガも、モビルスーツに追われ命の危機へ!
「こんなところじゃ終われねえ!そうだろ、ミカぁ!」



オルガの叫びを起点とした勇ましい音楽!
砂埃を破って表れ、一瞬でモビルスーツを打ち砕くガンダム!
1話をまるまる使って溜め込んだ鬱屈とした空気を一気に解放するカタルシス!

「オルガ、次はどうすればいい?」
「決まってんだろ……行くんだよ、ここじゃない、どこかへ……!」

ここじゃないどこか≒(鉄華団が人間として生きられる場所)、ということはこれまでの内容から読み取れます。鉄華団たちは辿り着けるのか、宇宙ネズミから人になれるのか。

最高です。最高のエンターテイメントです。ガンダムが起動して終わり、とかにしなかったところがものすごく良い……(平成ガンダムでは珍しいわけでもないが)。

ダブルオーの1話も圧倒的な力を発揮したガンダムの活躍に次回を期待させる構成でしたが、大きな違いとしては主人公たちのバックボーンが明らかになっているところでしょう。

ここで少しでも鉄華団と自分を被せてしまったら、鉄華団の旅路に引き込まれていきます。それは自信のなさなのか、古傷なのかわかりませんが、確かにおれたちはこいつらに、鉄華団に似ているところがある。
彼等は(おれたちは)権利を手に入れられるのか、手に入れてほしい、手に入れたい。

話が一気に終盤に飛びますが、この1話で二期終盤の展開についての評価が一変すると考えています。ここで鉄華団の視点を取らずに神の視点で視聴していくと、確かにマクギリスに違和感を覚えるかもしれません。

ただ、鉄華団とマクギリスの戦いが、人権を手にするための戦いと受け取るとまた話は変わってくるのではないでしょうか。マクギリスのガバも仕方のない部分があると受け取っています。
それについては、今後話を追いかけて、二期までたどり着いたときにお話ししましょう。

次回は多分、一期全体の話をします。
画像については拾い物なので問題があれば消します。

テーマ : 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
ジャンル : アニメ・コミック

月アレを社会人がやるのは危険

月アレを社会人がやるのは危険

ご無沙汰しております、夏のWFはもうオリジナルでなにかだします。

ところで先日、今更ながらも月にアレをプレイしたのですが、あのゲームを社会人がやるのは非常に危険だと思いましたのでご報告いたします。

というのも、社会人というのは労働に疲弊しており、とくに僕なんかは自分を擬似的に殺す権利を持った相手と関わり続けるのがほんとうに嫌で嫌ではやく社屋に5thルナ落ちてこねーかな、と思う毎日です。三国志大戦で好きな計略は大流星の儀式です。

さて、そんな疲弊した社会人が月アレをプレイするとどうなるか。魂の行き着く場所を見つけてしまいます。

・レズ
まずレズ。美しい。いや、主人公男なんでレズでは無いんですが見た目的にはレズです。レズ。きれい。美しい。
性行為の綺麗さというより、主人公が性別を偽って振る舞っており-周りの登場人物が主人公を女性と思い込んでいる ことにより、根本的な嘘の上にむしろ美しい人間関係がそこに浮き上がります。
近年の傾向として、肉体を肯定的に捉える向きがあるようになんとなく感じているのですが、月アレは肉体を切り離した形の美しさを感じ取れます。ヒロインが主人公を女性と思い込んだままセックスしようとするシーンは、存在を求めた末の交感として、肉体から逃げられない人類として、肉体の交わりを求めたシーンであり、ヒロインが特別同姓愛者として描写されていたわけではないことも踏まえ、人類の意志の美しさを感じ取れます。たぶんこの作品ならツェペリさんも満足だと思います。人間讃歌は人類の意志の讃歌です。

あととにかく見た目美少女二人がイチャこいてる見た目が美しいです。肉体的美しさも完全にフォローしてます。

・労働
次に、主人公はヒロインの1人と主従関係を結びます。目的が色々あり女装してメイドの立場を手に入れ転がり込むわけですが、その主従関係の美しさに魂を奪われます。主人公ばっかりずるい、拙者もヒロインに魂とか捧げたい……。
なにがよろしいかというと、彼女達の関係、普段の労働で僕が満たされない精神的な部分を満たしてくれます。大体そんなもんだと思うんですけど、働こうと思って働きたいと思うんですよ。生活のためにテキトーに働いて、テキトーにやってるのバレそうですこし脅えて、でもたまに真面目にやってもちょっとめんどくさいとこ出て来て憂鬱になって、なんとか乗り越えると急に前にテキトーにやったところが不安になってくる……みたいなやつ。
一方この主、自分から自分を棄てて尽くしたいと思えます。この主に人生の貴重な捧げるにあたって適当にやるという発想がまず出てきません。まずここが大きい。動くモチベーションを与えてもらえます。今欲しいんだよね、自分から働きたいと思える職場。

また、人間としての関係も非常に美しい。主人公の才能を愛している部分は見受けられ、少し不安になりますが、彼女たちには確実に人格を求めあっている側面があることに非常に安らぎます。ゲームやってて「ちんこいらねえだろ!!!」って十回くらい言いました。嘘です。もっと言いました。

魂なんてものがろくに信じられていない時代、僕も人間がその全てを物質的構造に頼って存在していると考えている質ですが、肉体と言う軛から解き放たれたいと思わせる作品でした。間違った、という表現が不適切であることは重々承知していますが、あえて言うと間違った理想を見てしまいます。これが一つの耽美なのかもしれません。
僕にはちんちんを取り外すこと以外はよくわかりませんが耽美や凋落の影を潜ませた、純粋な人格と人格の関わりの美しさが、どこで手に入れたかわからない怠惰を職場まで子連れ狼のように連れ回しつつ上司に目をつけられないようスニーキングミッションしている精神にドンピシャです。

まあ童貞なんで性的接触を軽く見ている節はあり、一回セックスしたらやっぱりちんこほしくなるのかもしれません。僕にも肉体を肯定したい気持ちと捨てたい気持ちが同居しています。

・服従
プレイしているうちに、いつしかヒロインに服従している自分に気づきます。我々に求められているものは彼女の幸福であり、そのための全てです。我々が求めていることは彼女の幸福です。我々都合のいいときにだけサムライを持ち出す国の国民としては、2君に仕えることはできません。労働契約を交わした主君と、めっちゃ仕えたい美少女。我々が仕えたいのは後者です。しかし我々の肉体と生存本能が、労働契約の破棄を許しません。なんというストレス。解離する体と心。我々の魂ははCAD弄ってる場合でも稟議書書いてる場合でもありません。帰る場所を見つけたのに帰れないストレスが社会人を蝕んで行くことは想像に難くありません。僕はこれプレイした次の日脱け殻になりながら定時退社しました。


・人生
いろいろ書いてみましたが僕は働きたくないです。

・タイトル
アレがなにかわかんなかったら唐揚げ棒でも食って寝てろ。
プロフィール

武中かおる

Author:武中かおる
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